森ガール森由美子の日記

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青ひげ

今日のマーシャは、冬の日の、フランスの画家スタイルです。彼女の人形たちに、
フランスの怖いお話「青ひげ」※とは違い、子供向けストーリーで描いて見せます。


マーシャのおとぎ話(20)青ひげ

Машины сказки - Синяя борода (Серия 20)


昔々あるところに、自分の青いひげ以外に、何の特徴もない小さな男ーマーシャはそのように描きましたーが住んでいました。ある晴れた朝、小さな男は林を散歩していました。そしてそろそろ食事の時間かなと思いました。朝食はずっと前に終わりましたが、正餐を始めようとは思いませんでした。食べ物の事を考えながら、青ひげは、あるきれいな家に行き当たりました。家の周りにはひまわりが茂り、よろい扉にはニンジンが描かれています。青ひげは家にウサギがいると思い、それはいい仲間だと思いました。


しかし、彼がノックしたとき、ドアからウサギではなく、かわいい女の子が、出てきました。そして女の子も青い髪をしていました。女の子は青ひげにココアを飲むように誘いました。青ひげは喜んでテーブルについて、ごちそうを頂きました。ただ彼はテーブル・マナーを全く知りませんでした。まず、ケーキをまるごと口に入れ、噛みもせず飲み込みました。その後、彼はジャムの瓶に直接手を入れて、指をなめ始めました。ケーキに気をとられ、彼は白いテーブルクロスにココアを直接注ぎました。こぼれた跡が馬の形をしていたので、青ひげはすぐさま尻尾を付け加えました。


このような青ひげの振る舞いには少女は耐えられませんでした。彼女は青ひげをせっかんするため、暗い物置に彼を閉じ込めることにしました。青ひげは物置に座り、食べ物のことを考えています。突然、彼は壁のそばの火に気付き、その上には鍋が掛かっていました。そして蒸気が鍋の上に見えました。そこでは何かおいしそうなものが出来ているようです。青ひげは手を伸ばして鍋をつかもうとしましたが、これはただ古いキャンバスに描かれた絵でした。青ひげは、それを壁から剥がすと、その後ろに秘密の扉が隠されているのを見付けました。扉の向こうは、天井いっぱいまで、色んなおいしいもので満たされていました。 本当の芸術は、決して無駄なものではありません!


註※:ペロー童話集「青ひげ」



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