森ガール森由美子の日記

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王家のする事ではありません!

マーシャと熊 - 王家のする事ではありません! (第75話)
マーシャは自分の家の中庭で、彼女の「小さな子供」である子豚のために、お風呂の用意をしました。しかし、突然の知らない客が列車の中から降りてくると、入浴は中断されました。少女はその鬱蒼としたたてがみに冠を頂いた大きなライオンと、すぐにでも知り合いになろうと思いました。



Маша и Медведь - Не царское дело! 👑 (Cерия 75)


ライオンは王様について、彼女がどう思っているのかが分かりました。突然マーシャは嘆き始めたのです。彼女は、王様ライオンが彼にとって然るべき敬意でもって、厳粛に迎えられることを望んだのです。


それで、全てが粛々と行われるように、彼女は出発する列車を止め、それを踏切まで引き戻し、ライオン自身を列車に押し込んだのです。いたずらな女の子が車両のドアを閉めて、百獣の王ライオンに再び降りるよう命じたとき、王様は大きなショックを受けました。彼は言われるままに、レッドカーペットの上に足を踏み入れると、そこにはマーシャが大きな丸パンと塩のパック※1を持って立っていました。列車が出発すると、ライオンは森の住人たちによるオーケストラの歓迎※2を受けました。


彼は森の住人たちに、別に何も演奏しなくても、と手を振り、女の子にサーカスのポスターを見せました。それには熊が描かれていました。マーシャは自分の友人だと分かり、彼を熊のミーシャのもとに連れて行く事をライオンに申し出ました。彼ら二人は森の小道を歩きました。ライオンは周りの自然を楽しみ、女の子は好奇心をそそりました。


いたずらな女の子には、歩いて行く事は、いちごを摘み取るために、自分自身がかがむ事と同様に、王家のする事ではないように思えました。そしてライオンがオオカミが車を修理するのを手伝ったとき、全く彼女は大声で叫びました。そしてライオンに、汚れないように自分のたてがみをつかむように言いました。


彼は、落ち着きのない、いたずらな女の子に耳を傾けるのはやめて、少しでも早く自分の気心の知れた仲間に会いたいと思いました。その時、熊は掃除しながら、自分の居室を片付けていました。訪ねて来た旧友を見て、片付いていない家の中を指差しながら、熊はたいへん喜びました。ライオンは長く考えることなく、片付けの手助けを始めました。熊のミーシャが掃除機をかけ、ライオンが食器を洗っていると、マーシャが同じ言葉を繰り返しました:「これは王家のする事ではありません!」


ライオンたちは落ち着きのない女の子に注意を払わないようにしました。熊が王様であるライオンを釣りに誘ったとき、マーシャは信じられないほど憤慨しました。それでライオンは、通常の休暇取得と連絡のため、何をしたらよいか分かりました。彼は「休暇に入ったレオンⅢ世の任務を、一時的に遂行するのは、マリアンヌ101(マリア=マーシャ)になるであろう事を同意する」の王命令を起草しました。押印をして、王冠を女の子に渡し、ついにライオンは、自分自身が自由である、と感じることが出来ました。


しかしそうはいきません。女の子は大きな権威を感じ、王様が彼女を愛する女王に任命した事を皆に知らせようと急ぎました。ウサギはニンジンを落とし、気絶して倒れました。リスは彼女に松ぼっくりを投げ付けるところでしたが、新しい女王にカーテシー※3をしました。オオカミは直立不動、いつでも命令を遂行できる状態で、マーシャに王専用車を手配する準備をします。


続きは、動画で「これは王家のする事ではありません」のために、いかにマーシャが森の中で大騒ぎを引き起こしたか、をご覧ください。



註※1:ロシアではVIPをお迎えするときは、正装した貴婦人が大きな丸パンと塩をもって迎えます。大分前の話ですが、戦後始めて日本の要人が南千島を訪問したとき、当地のご婦人が正装して、大きな丸パンをもって迎えていました。やはり南千島はロシアなのか・・と思った記憶があります。



註2※:どこの国でもそうだと思いますが、ロシアではVIP歓迎のような儀式にはオーケストラがつきものです。映画「ドクトルジバゴ」の中で、ロシア内戦下、形勢不利な白軍の将官が、何かにつけオーケストラを命じていた(Оркестр!)のが印象的でした。


註※3カーテシー:ヨーロッパの伝統的なあいさつ。女性のみが行う。片足を斜め後ろの内側に引き、もう片方の足の膝を軽く曲げ、背筋は伸ばしたままあいさつをする。これは、ひざまずこうとする意思を示している。ウィキペディアより



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