森ガール森由美子の日記

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リトル・サム

マーシャのコーデは、普段の紫色のサラファンに紫色のプラトークです。
彼女の人形たちに、新しくアレンジした物語を話します。


マーシャのおとぎ話(10)リトル・サム

Машины сказки - Мальчик-с-пальчик (Серия 10)


昔々、ある農家に3人の兄弟が住んでいました。一人は体の大きな子供で、もう一人は樽のように太っていて、3番目の子は、小さくて痩せていました。彼はリトル・サム※と呼ばれていました。上の兄弟は彼を嘲笑し、罵りましたが、末っ子の彼はスマートでインテリジェントな子供として成長しました。

ある時、兄弟は枯木を集めるため、森へ行きました。末っ子のリトル・サムは彼らの後を付いて行きました。彼は道に迷わないように、小石を後ろに投げながら進みます。兄たちは枯木を集めましたが、帰り道を見付ける事ができません。リトル・サムは彼等を救いました。次の時も、そのお話は繰り返されました。 小石の代わりに、お話の主人公は、パンの切れ端を投げ始めました。


鳥たちが全てのパンを食べてしまい、兄弟たちは鬱蒼とした森の真ん中に残されました。彼らは長靴をはいたネコに会いました。ネコは若者たちに、彼等を帰り道に導く事はやぶさかではないが、重要な事があると言いました。ある巨人に応対しなければならないのです。兄弟たちは、何をすべきか知るため、彼について行きました。すると巨人の宮殿があります。山のように大きな城主はーブルに座っています。 彼は来客に歓喜し、大声で叫び、スプーン、フォークをガチャガチャ鳴らし始めました。


この巨人は普通ではなく人食い人だったのです。リトル・サムは会話で彼の気を散らし始めました。人食い人は何にでもなることができると自慢し始めました。彼は恐ろしいライオンになり、そして小さい灰色のネズミになりました。ネコ!ネズミを捕まえなさい!長靴と帽子があちこちに飛びました。リトル・サムはそれを取り、ネズミに水差しを近寄せました。人食い人が中に駆け込んだとき、彼は即座にボトルネックをコルク栓で閉じました。かくて恐ろしい巨人は罠に落ち、彼はお手柄のご褒美を受け取った事でしょう。


長靴のネコは兄たちを寝かせ、リトル・サムには家に帰る道を教えました。それ以来、兄たちは末っ子の弟をからかったことはありません。



註※リトル・サム:原語はМальчик-с-пальчикマーリチク・パーリチク。直訳はちびっこ・ゆびっこ。リトル・サムはグーグル訳です。


後記:危機に陥っても、慌てないで冷静に対処すれば、逆転できる事を言っているのでしょう。・・まずは冷静になって話してみる。そうするうちに、解決の糸口は見えてくるものですね。



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