森ガール森由美子の日記

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カエルの王女

ナレーター、マーシャのコーデは、カエル色青緑の白抜き花柄のプラトークにロング・ワンピース、裾はピンクのライン入りです。ペタンコ靴も緑です。


マーシャのおとぎ話(8)カエルの王女

Машины сказки - Царевна-лягушка (Серия 8)


昔々ある王様が住んでいました。 彼には3人の息子がいて、彼等を結婚させることを考えました。しかし、どこで彼らに嫁を探したらいいのでしょうか?どうやら昔は王子に対する求婚は全くなかったようです。王様は息子たちに弓と一つの鋭利な矢を与え、どこに撃つべきかを命じました。矢が落ちたところに、運命を見付けるでしょう。長男の矢は豪族の庭に落ち、次男の矢は大商人の庭に、そして末っ子イワンの矢は、鬱蒼とした茂みに飛んでいきました。


よく知られているように、「カエルの王女」の原典では、それは沼に落ちましたが、マーシャのおとぎ話では、もっと機智に富んだ内容になっています。イワン王子の矢はニンジン菜園に落ち、ウサギは死ぬほどびっくりしました。灰色ウサギは激しく走り回り、ニワトリを怖がらせました。ニワトリは恐怖のあまり黄金の卵を放し、それはネズミの尻尾をはさみました。ネズミは鳴き、飛び跳ね、そして卵を打ち砕きました! 卵の中にはカエルがいました。


イワン王子は嫌気に包まれました。もちろん、高貴な家系の後継者がカエルをめとる事が考えられるかどうかは分かりません。しかし父上の意に反する事はできません。彼はカエルをつれて一緒に宮殿に戻りました。そこは既に結婚式の準備が進められていました。。


王様は彼の息子たちへの新しい課題を思いつきました。国の仕事をさせる訳ではありません。彼は花嫁に宴席の料理を準備するように言いました。貴族と商人の娘たちは準備のため走り去り、元気のないイワンはカエルの所にふらふらと行きました。彼女は彼を落ち着かせて、羽根布団のベッドに寝かせます。


彼女はチョコレートの花婿とマーマレードの花嫁を上に飾った、見た事もない美しいケーキを焼きました。翌日、イワンは素晴らしいご馳走を持って父上のもとに行きました。誰もがびっくりしてポカンと口を開けています。嬉しさのあまり、イワン王子はカエルにキスしました。そうすると、カエルの王女は女の子の王女の姿になります。



後記:オリジナル(原典)では、さらに奇想天外なお話が続きます。


王様は3人の嫁に、絨毯を織るといった課題を与える。イワン王子は困惑するが、彼が寝ている間に蛙は本来の姿であるワシリーサに戻り、魔法を使って課題をこなす。


ある日王様は3人に嫁を連れてくるように言う。イワン王子は先に城へ向かい、ワシリーサは後から向かった。宴会で踊りが始まるとワシリーサは池と白鳥を作り出し人々を喜ばせる。隙を見たイワン王子は家へ戻り、蛙の皮を燃やしてしまう。ワシリーサはいなくなってしまい、イワン王子は行方を探す。


バーバ・ヤーガにワシリーサの居場所を聞くと不死身のコシチェイのところにいるという。コシチェイの命は樫の木の上にある長持の中のウサギの中のカモの中の卵の中の針であることがわかり、それを道中で助けた動物たちの手を借りて取り出し、コシチェイを倒すことに成功する。呪いの解けたワシリーサはイワン王子と幸せに暮らす。


1954年にミハエル・ツェハノフスキーよってアニメーション映画化

Сказки : Царевна-лягушка



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