森ガール森由美子の日記

アクティブライフの森ガールです。よろしくね。

知らない所へ

マーシャのコーデは、いつもの紫色のサラファンに紫色のプラトークです。大きなパンを前に、彼女の人形たちに、ロシア民話※1をアレンジしてお話します。他人のパンを食べようとしてはだめですよ・・


マーシャのおとぎ話(24)知らない所へ

Машины сказки - Пойди туда не знаю куда, принеси то не знаю что (Серия 24)


昔々ある国に、ある王様が君臨していました。望むものすべては王様の元にありましたが、彼はまだ羨ましげで、貪欲でした。冬の最中にマツユキソウ※2を欲したり、海の彼方の料理を欲したりです。ある時、王様は野鳥料理の夕食を望みました。しかし今はシーズンではないと説明されましたが、彼は聞き入れません。そこで王室専属の狩人が遣わされました。狩人エゴールはすぐにトマトを食べ終わり、肩に銃を投げ上げ、森に入りました。イゴールは一日中歩きましたが、何の獲物も見つかりませんでした。


突然、木に止まっているムクドリを見ました。いい若者は、銃を急ぎ構えましたが、ムクドリが人間の声で彼に話し掛けたので、狙う事が出来ませんでした。鳥は彼女は魔法を掛けられた王女だと説明しました。もし彼が彼女を殺そうとしないなら、彼女はエゴールの良き妻になる事を約束しました。


   

彼女は王様が怒らないように、彼のために鶏を料理しました。ローストは見事に焼き上がり、王様はすべてを食べ、舌も飲み込む程でした。そしてこの欲張りの君主は、そのように美味しく料理できる女の子と結婚したくなりました。すぐに彼はずるい命令を出しました。エゴール、私の知らない所へ行って、何でも私の知らないものを獲ってきなさい。エゴールはすぐに樽に詰められ、海に投げ込まれました。


しかし、主人公のエゴールは溺れませんでした。波が彼を素晴らしい島に運びました。エゴールは何と不思議な物を見ました:あたりはスカーレットフラワーの花壇と菜園です。その一つの畝に、エゴールは縞模様のボールがあるに気付きました。そのような不思議な物は王様も気に入るに違いありません。エゴールがボールを1つ摘み取ると、すぐに周囲が暗くなり、雷鳴がとどろき始め、稲妻がひらめき、恐ろしい声がエゴールに、何故彼のスイカを摘み取ったのかを聞ききました。エゴールはすべてのことを話しました。すると、彼は彼の前に立っている王様を見ました。貪欲な王様は、畑からサルを追い払うためにこの島に永遠に残ることになり、エゴールは自分の愛する花嫁の元に戻りました。
他人のパンに口を開けないでください!



註※1:Go There, Don't Know Where
1966年 ‧ ファンタジー/アニメーション ‧ 52分
初公開: 1966年 (ソビエト連邦)
監督: イワン・イワノフ・ワノ、 Vladimir Danilevich

Сказки русские : Пойди туда, не знаю куда


註※2マツユキソウ(待雪草):スノードロップ。2月から3月に開花。可憐な草姿に白い下向きの花を1輪咲かせ、春を告げる花として人気があります。花言葉は慰め、希望、恋の最初のまなざし。ロシアの詩人マルシャークの童話「森は生きている」のなかで、少女は大晦日に継母からこの花を探して摘んで来るように、という無理難題を言い付けられます。(ウイキペディア)



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